信州漫遊酒屋　その5

前編

先日、小川村へ行ってきました。

薬師洞窟や、高山寺・三重塔、飯綱山への登山、

雄大な北アルプス、おやき（縄文おやき）、本州のへそ、

成就寺など、魅力がいっぱいな小川村。

とても魅力的でおもしろかったです。

自分は仏閣神社が好きなんだなぁと再確認。

ほんと移住したいなぁと思いました。

そのくらい、感動した。

なんだか、かみさまが住んでそうな場所、小川村。

中野市からは1時間ちょいで着きます。

国道19号を、ゆったりと。

またつい先日、無料となった白馬長野有料道路（日高トンネル）

を抜けて、いざ小川村へ。

着いた途端、天気雨に。

いいね。天気雨好きだ。

このへん、来るの初めてなので（というか、わたしはお酒飲むので

たいてい電車での移動です、車の運転は苦手で弱点なのです）

それでも、わかりやすい道、ルートなので無事に到着。

信州新町や中条、鬼無里村、もちろん白馬、小谷村へも行こうと思えば

行けましたが、今日はじっくり小川村を堪能すると決めたので、

小川村のみ。

最初に行ったのは、おやきを食べに小川の庄さんへ。

わたし、かたいおやきが好きだ。

去年の話しですが、

輸出会社Takumi inc.でニュージーランドのお客様が、

わたしたちに会いに、また蔵見学をしに、長野へいらっしゃいました。

わたしたちで、長野観光をエスコートした時も、

善光寺と表参道にある小川の庄さんにも足を運びました。

ニュージーランドのお客様は、そのおやきに感動し、

大変喜んでいらっしゃいました。

そんなご縁もあり、わたしは、行きたかったのです。

とても狭い山道をどんどん上がっていく。

ほんとに、この道？と思いながら。。

「合っていますよ、こっちですよ→」という、

途中にある看板がとてもやさしい。

ぐるぐると、山道を登って、

着いたー。と、思いきや、

まさかの社員旅行のため、お休み。

いいね、このタイミング！

最初の目的地で、まさかの、がっくし。

が、また今度の楽しみにしよう。

オレは凄まじく

ポジティブな人間なんだ。

残念な気持ちをポジティブに変えて、下山、
くねくねの山道を下っていく、

帰り道にも、とてもやさしい道案内の看板が並ぶ。

こういうところなんだよな、頑張っている企業、すごい会社というのは。

小川の庄さんは、山のてっぺんにあるのだ。

そういうのも、行かないとわからない。

続いては、武部八幡宮へ。

とても立派なところ。美しく、凄まじい門構え。

なんで、年取ってから、仏閣神社、

お参りするの好きになったのかなぁと思ったら、

やはり、気持ちのいいものなんですよね。

お参りするという行為自体が。

不思議と。

心が安らぐ、祈りというのは、心がやすらぐのか。

ここでもゴミが落ちてたから拾ってきた。

自分が、ゴミ拾いなんてするなんて、昔の自分が見たら

驚くだろうな、と思いながら。

ゴミ拾いが当たり前になってきた。

年取った。人は変わるもんだ。。

日本武尊を奉ります。

神聖な気持ちになるで、ここも。

続いては、小川村役場へ。

日曜なんでね、お休みです。

ここで、いろいろ観光パンフなどゲットしときたかったが

しゃーない。

そのまま役場を上に、上に登ると、

サンセットポイント「信州百選」、アルプス展望台へ。

山も好きなんでね、北アルプス、すげーわ。

すごいキレイ。

この展望広場には、「ずく」の明王さまも。

振り返ると、

いきなり現れるのでちょいとびびる。

いや、びびったよ。

そして、信州三十三番札所、

高山寺　県宝三重塔へ。

ここも最高だった。

気分が、落ち着いて、さらにブチ上がっていく。

静かに、燃えていく感じ。

鐘も鳴らさせていただいた。

お参りしまくる。

ひとりで来てるから、ひとりの時間に溶け込む。

自分と向き合うのか、かみさまと向き合うのか、

この小川村の雄大な自然とあいまって、

すがすがしい、気持ちが、ちょうどいい5月の天気、気温と

まざって、もはや最高の贅沢です。こういう年の取り方をしたのか、オレよ。

今回は、前編、中編、後編の三部に。

小川村、ほんとおすすめ。